2016年 中京テレビ・ブリヂストンレディス

永峰咲希のコーチは動画サイト?手本にするのはテレサ・ルー

2016/05/20 18:38
永峰咲希は出だしの悪い流れを断ち切り、上位発進に笑顔を見せた

国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の初日、21歳の永峰咲希が6バーディ、2ボギー「68」(パー72)で4アンダー4位発進を決めた。直近2戦は続けて予選落ちしているが、好発進に「自信になった」と無邪気な笑顔を見せた。

インから出て2連続ボギーでスタート。「調子は悪いわけじゃなかった。アプローチも(今週は)手応えをつかんでいた」と、12番でバンカーからチップインを入れると波に乗った。その後は5バーディを量産した。パー3以外はすべてのティショットで1Wを使い「どんなに振っても曲がらなかった」と14回中、フェアウェイを10回キープした。少し重くしたシャフト変更が奏功したという。

前週「ほけんの窓口レディース」で決勝ラウンド進出を逃すと、すぐさま福岡空港近くの練習場に寄った。自らのスイングを携帯電話で撮影し、修正点を探し出すためだ。お手本は、動画サイト「YouTube」で検索する。たびたび見るのは、昨季5勝のテレサ・ルー(台湾)だ。

ルーとはドローヒッターという点が共通するといい、そのフォームを「参考になる」と称賛。初日を終え、ルーには1打差をつけたが、今季は昨季と違い試合中にリーダーボードを見ていない。「見ると緊張する。(上位で緊張という)そういう段階に来たかな」と少し誇った。(愛知県豊田市/林洋平)

2016年 中京テレビ・ブリヂストンレディス