2016年 ワールドレディスサロンパス杯

飯島茜 悪かったのは「私」じゃなかった

2016/05/06 20:07
悪かったのは?1Wのロフトを変えて、ティショットが劇的に改善した飯島茜

この日、ベストスコアとなる「66」を叩き出し、通算6アンダーの2位に浮上した飯島茜。国内女子メジャー「ワールドレディスサロンパス杯」で、自身2度目のメジャータイトル奪取に挑む。

「ずっとショットは良かったのに、思うようにかみ合わなかった」という最近。「良い感じで振っているのに、引っ掛けたり、球が上がらないことが続いていた」と、悩みは1Wの不調だった。

今年からクラブ契約を一新し、1Wには本間ゴルフの「TW727 455 ドライバー」をチョイスした。だが、ふと気になって確認してみると、10.5度のつもりだったロフトが「8.5とか9.5とか…」と、少ないことが分かったという。

適正ロフトに修正すると、1Wの調子も復調。「打ち方じゃなかったです」と笑った飯島。「今日はフェアウェイをほとんど外していない」と、メジャーセッティングの茨城GC東Cを、ノーボギーで駆け抜けた。

前週は男子ツアーの「中日クラウンズ」観戦に金土の2日間足を運び、片山晋呉の「マネジメントや攻め方、リズムを勉強した」とイメージも膨らませた。

「良いところで久しぶりに回るので、プレッシャーとかは分からないけど、自分の気持ちをセーブしながら出していけたら良いと思う。手応えはありますね」。首位との差は、わずかに1打だ。(茨城県つくばみらい市/今岡涼太)

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