連日サインは300人!レクシー・トンプソン、日本のファンへの『神対応』
「アメリカで見るより、レクシーが可愛く見える…」とつぶやいた関係者の言葉は、あながち主観だけではないのかもしれない。自身2度目の国内ツアー参戦となったレクシー・トンプソンが「ワールドレディスサロンパス杯」初日を終えてSNSにアップした写真に、その秘密が見てとれた。
そこには、日本のファンからもらったというたくさんのチョコレートとともに「My fans know me too well in Japan^^ love u guys! #gonamakemefat #lovemyfans(日本のファンたちは、私のことをとてもよく知っている。みんな大好き #太っちゃう #ファンを愛する)」と、ファンの応援やプレゼントに対する感謝の言葉が記されていた。
トンプソンの日本ファンびいきには、このプレゼント攻勢も効いているようだ。「日本ほどたくさんプレゼントをもらうことはない。初めて日本に来たときも、1日に2、3個はもらったし、今回もたくさんチョコをいただいた」と、このときばかりは21歳の女の子らしく満面の笑顔を見せた。
よく見ると、トンプソンのバイザーの右側には、くまモンの缶バッチもつけられている。「じつは昨日、ファンの方からいただきました。今朝からつけて、今週はずっとつけてプレーをするつもり」。熊本地震の話は、もちろん彼女の耳にも入っている。
午前組で昼過ぎにホールアウトしたトンプソンだが、午後は「ファンのためにサインをしたい」と、初日に続き、この日も300人ほどのギャラリーにサインをした。途中、人数を制限しようとする運営スタッフを「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と自ら制したほどだった。トンプソンが投稿したSNSには“神対応”とコメントするファンも現れた。
コース上では、2日続けて9番(パー5)でイーグルを奪うなど、連日ギャラリーのどよめきを誘っている。世界ランク3位のトップアスリートは、コース内外でファンを魅了し続ける。(茨城県つくばみらい市/今岡涼太)