2016年 ヤマハレディース葛城

韓国ツアー8年連続“広報大使” 8頭身プロのお仕事

2016/04/01 20:14
美貌だけじゃない!首位と1打差で決勝ラウンドへ折り返したユン・チェヨン

国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の2日目。6位から出たユン・チェヨン(韓国)が3バーディ、1ボギー「70」でプレーし、首位と1打差に迫る通算3アンダーの3位に浮上。母国では“8頭身の美女ゴルファー”としても人気を集めるツアーきってのフォトジェニックが、2014年の今大会以来となる日本ツアー出場2戦目にして首位争いに名乗りを挙げた。

「朝から雨だったので、今日はガマンの日だと思っていた」との予測どおり、スコアカードには後半13番まで全てパーが並ぶ展開。14番でボギーとしたが、15番(パー5)からの2連続バーディで弾みをつけ、最終18番(パー5)もバーディで締めて首位に肉薄した。

韓国ツアーでは14年に挙げた通算1勝のみと実績は少ないが、華やかなビジュアルも考慮されてか、『ツアーアンバサダー』という広報大使の役割を担っている。このポストが初めて設けられた09年から選出され続け、きのう31日に16年度の継続が決定。毎年10人ほどが選出される歴代大使には、イ・ボミキム・ハヌルチョン・インジら美形プロたちが名前を載せる中、8年連続でこの役割を担うのはユンただひとり。韓国ツアーが行う慈善事業への参加や、ゴルフ普及のためのPRビデオなどに出演しているという。

なお、スポーツ界における他団体のアンバサダー就任例として、野球日本代表「侍ジャパン」は元阪神タイガースの赤星憲広さん、日本オリンピック協会が選出する「JOCスポーツ環境アンバサダー」にはプロテニスプレーヤーの松岡修造さん、プロスキーヤーの荻原健司さんと荻原次晴さん、競泳の宮下純一さんら、爽やかさとクリーンなイメージを兼ね備えた人選傾向にあるようだ。(静岡県袋井市/塚田達也)

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