キム・ハヌルの最終日はいかに 史上初からの踏ん張りどころ
2016/03/26 18:23
宮崎県で開催されている国内女子ツアー「アクサレディス in MIYAZAKI」で、キム・ハヌル(韓国)が3戦続けて、最終日を首位で迎える。3試合連続で初日、2日目と首位をキープしたのは当然、史上初。ただ、前週までの2試合はここ一番でスコアを落として、逆転負けした。
自分に自信はある。今季の開幕戦から前週までの3試合ですべてトップ10入りしたのは、イ・ボミ(韓国)と2人だけ。「ボギーを叩いても(自信があるから)今は落ち込まない」と堂々としている。
2011、12年の韓国ツアーで賞金女王に輝いたが、昨年から本格参戦した日本ツアーでは「強い風に悩んだ」と明かした。オフには風への対応策として、中国での合宿でボールを強く打つトレーニングに励んだ。
「日本のコースはバーディを重ねるよりボギーを少なくした方がいい」と冷静さも持つ。「今度こそ頑張ります」。三度目の正直はかなうか。(宮崎市/林洋平)