2016年 Tポイントレディス

悔やむしかない最終ホール 渡邉彩香は2週連続1打差に泣く

2016/03/20 18:48
18番でファーストパットを大きくショートし、落胆の表情を浮かべた渡邉彩香

国内女子ツアー「Tポイントレディス」最終日、12位から出た渡邉彩香が6バーディ、1ボギーの「67」でプレーして、通算6アンダーの2位で終えた。17番までボギーなしで進め、一時は首位に立ったが、最終18番で悔しいボギーをたたいた。

「ゴルフの内容はすごくいい」。最終組の6組前からスタートした渡邉は、上位勢がスコアメークに苦しむ中で、前半に4つのバーディを重ねてリーダーボードの上位に急浮上。15番の第2打をピンそば1mにつけてバーディを奪うと、通算7アンダーで首位をとらえた。

だが、ストロークアベレージ「4.2293」と2番目に難しいホールとなった18番。2打目でグリーンに載せたものの、ピンまで約15mの長い距離を残した。痛恨の3パットを喫し、通算6アンダーとスコアを落として後続を待つしかなかった。

18番は3日間続けてのボギー。「特に難しいとか、意識しているわけではないけど…もったいないミス」と悔やんだ。

前週の「PRGRレディス」に続く1打差での敗北。次週は、自身が2014年に初優勝を飾った「アクサレディス」に出場する。「きょうミスして負けたことをうまく切り替えて、来週につなげられるようにしたい」。悔しさをバネに前を向く。(鹿児島県姶良市/糸井順子)

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