高校在学中の永井花奈がプロ転向を宣言！ 本間ゴルフと契約

女子アマチュアで活躍し、3月に高校卒業を控える永井花奈（18＝日出高3年）が8日、プロ転向を宣言した。都内ホテルで行われた本間ゴルフのニューイヤーズパーティーに出席。今シーズンから同社と製品使用契約を締結したことも発表した。

記者会見した永井は、「記憶に残る大事な1日となった。サポートしてくれる周囲の期待に応えられるよう頑張らないといけない」と、プロ転向と同時の用具契約に意気込みを語った。会見後には「まだ試合にも出ていないし、実感が沸かない。こういう場（パーティー）に出させて頂いて、『永井プロ』って呼ばれて、少し実感するくらい」とはにかみながら、プロ初日の感想を語った。

中学時代から国内女子ツアーへの出場に積極的だった永井は、2014年の国内女子メジャー「日本女子オープン」で単独3位に入り、日本人アマとしての最高位記録を46年ぶりに更新した。昨シーズンもレギュラーツアー12試合に出場し、計4度のローアマチュアを獲得。昨年末には米女子ツアーのQTにも挑戦し、同下部のシメトラツアー出場権を獲得しており、今後の活躍への期待もあって動向が注目を集めていた。

3月の高校を卒業後は、大学へは進学せず、今夏の国内女子プロテスト合格（2次から参戦）を最優先目標に掲げて活動する。現時点では、すでに出場権を持つシメトラツアー出場のため米国へ渡る計画で、2月にカリフォルニア州ボーモントで開催される同ツアー開幕戦「IOA選手権」に出場予定という。（編集部・糸井順子）