国内女子ツアー

アマ永井花奈が米国下部ツアー参戦へ 最優先はプロテスト

2015/12/14 16:44
来年は米国下部ツアーに出場しつつ、日本のプロテスト合格に挑む永井花奈(写真中央)

東京都内で14日、「JGAナショナルチーム慰労会」が行われ、日本ゴルフ協会(JGA)の男女ナショナルチームメンバーが一堂に参席。全員へのメダル授与や個人表彰などが行われた。

来夏にプロテスト挑戦を控える永井花奈(18=日出高3年)は、今年11月から韓国女子ツアー、米国女子ツアーのQTに立て続けに参戦。韓国QTは2次で失敗に終わったが、米国QTでは2週間前に行われたファイナルまで進出した。第4ラウンドを終えて139位と翌日の最終ラウンドには進めなかったが、来季の米国下部「シメトラツアー」への出場権を確保。23試合が組まれた来季の同ツアーには、2月の開幕戦から出場予定だという。

「シメトラツアー」で年間3勝、もしくは年間賞金ランクでトップ10に入れば翌シーズンのレギュラーツアー出場権を手にできる。米国ツアーへの憧れを胸に秘めながらも、現時点で最優先に挙げるのはプロとして日本で活躍すること。「日本のプロテストとQTを受けつつ、シメトラにも出場していきたい」という。今は大学進学の意思はなく、来春の高校卒業後はプロテスト合格に向けてゴルフだけに集中。日本と米国をまたにかけ、調整を続けていく構えだ。

なお、来季「シメトラツアー」は同ファイナルQTを43位で終えた有村智恵も主戦場とする予定。(東京都品川区/塚田達也)

来シーズン、米下部シメトラツアーを主戦場とすることを明かした永井花奈(写真左から3番目)
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