チームもメディアも…不測の事態に見舞われた韓国は初日2位
2015/12/04 19:41
韓国にとって不測の事態が続く滑り出しとなった。女子の4ツアー対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」は4日、愛知県の三好CCで開幕。初日はフォアボール形式(2人がそれぞれのボールを使用して良い方のスコアを採用)のダブルスマッチプレー8試合が行われ、4戦全勝の日本が12ポイントを獲得して1位発進。韓国は大山志保と成田美寿々ペアに敗れるなど2勝1分け1敗の7ポイントで2位スタートとなった。
まずは早朝の“悲報”だ。大山、成田ペアと4組目で対戦するはずだった世界ランク9位のキム・セヨンが、体調不良により急きょ欠場。代わって世界ランク76位のペ・ソンウが出場したが、結果的には最大のライバルである日本に敗北を喫する形になった。キムは2日目から復帰予定だが、エース候補の不在は韓国の初日の構想を大きく狂わせたことだろう。
さらに、17社22人から事前取材申請があった韓国メディアが、飛行機の遅れにより来日が大きく遅れるトラブルも。到着地の中部国際空港が強風に見舞われ、韓国からの離陸が定刻の午前8時20分から11時5分にずれ込んだという。報道陣が会場のメディアセンターに到着したのは、マッチの勝敗が決まり始めた午後2時過ぎ。初日から気勢を削がれる形となった。(愛知県みよし市/塚田達也)