2015年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子

森美穂、プロ初の予選通過へ好発進

2015/09/25 19:12
ホステス大会で、プロテスト合格後初の予選通過を目指す森美穂

25日に宮城県の利府GCで開幕した「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の初日、森美穂が2バーディ1ボギーの「71」(パー72)でプレーし、今年7月のプロテストに合格してから初めての予選通過に向け、1アンダーの9位タイにつける好発進を切った。

合格直後に出場した「ニトリレディス」、前週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」では予選落ちを喫した。「パットが噛み合わなくて、ボギーを打っていた」と反省し、猛練習を積んで今週に臨んだ。

“裏街道”10番からスタートし、18番で3パットのボギー。ストロークは乱れ、ボールの転がるスピードに安定感を欠いていると、パッティングには不安が残り「まだまだ練習が足りない」と強調した。ただ、この日のプレー自体には「(パットの)感覚がまだ、いまひとつの中でボギーが1つに収められたのは良かった」と胸をなで下ろした。

「今週はとにかくパーオンを狙って、スコアを落とさないゴルフをする」。予選落ちした悔しさとふがいなさを胸に、ダンロップと用具契約を結ぶホステスプロとして、目下の目標を今週の予選通過に置く。先には今季中に下部ツアーでの優勝と、QTで来季のレギュラーツアー出場権を手にするという目標が定まっている。(宮城県利府町/糸井順子)

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