2015年 マンシングウェアレディース東海クラシック

横峯さくら 2打差で惜敗「米国での経験生きた」

2015/09/20 19:29
17番でパーパットを外し、ボールの行方を見つめる横峯さくら

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」最終日。2打差を追う横峯さくらは5バーディ、1ボギー「68」と伸ばしたが、優勝スコアに2打届かない通算10アンダーの4位タイで終戦。今季3戦目での国内ツアー優勝を惜しくも逃した。

16ホールを終えて5バーディ、ノーボギー。終盤まで大混戦の上位争いに加わり続けた。後半15番(パー5)では2mのチャンスを決めて通算11アンダーとし、4人が並んだ首位の一角に名前を載せる。勝敗を分けたのは17番。残り96yd、フェアウェイから56度のウェッジで打った2打目はピンをオーバーしてグリーン奥のラフへこぼれ、3打目を寄せきれずに手痛いボギーとした。

「アゲンストと思った風が、あまり吹いていなかった。その後に、しっかりリカバリーできなかったのがあと1歩のところ」。約10ydから2.5mショートさせたアプローチミスを悔いた。

惜敗に終わりはしたが、日米ツアーを含めて久々の優勝争いは手応えも残した。「優勝争いの中でカップをオーバーさせていたし、褒められるところも多かった。アメリカでの経験も、多少は生かされているのかな、と思った」。今週のテーマの1つでもあった強気のパットへの評価は、自らを納得させるものだった。

1週間の休養を挟み、国内メジャー第3戦「日本女子オープン」に出場予定。主戦場とする米ツアーへの復帰は、その翌週のマレーシア開催競技「サイム・ダービーLPGAマレーシア」になる見込みだ。(愛知県美浜町/塚田達也)

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