2015年 サマンサタバサレディース

新タッグで好発進 イケメンとの2ショットが活力に?

2015/07/17 20:08
佐々木キャディと賞金女王を目指す申ジエ

茨城県のイーグルポイントゴルフクラブで開幕した「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」で、現在賞金ランク3位につける申ジエ(韓国)が、8バーディ3ボギーの「67」で5アンダーとし、単独首位に立って初日を終えた。

先月の「ニチレイレディス」でフランス人キャディ、フロリアン・ロドリゲス氏とタッグを円満に解消したばかり。シーズン後半戦は、過去に手嶋多一比嘉真美子のバッグを担いだ経験を持つ佐々木裕史キャディの起用を決め、大逆転での賞金女王に向けてスパートをかけていく。

朝8時51分にティオフ。「前半はバーディもたくさん来たので、インターバルでは気持ちを落ち着けるようにした」と後半を迎えたが、台風11号の影響により、バックナインでは、強い突風が気まぐれに木々を揺らした。422ヤードの14番パー4では、アゲンストに吹く風の影響で、ティショットの飛距離をロスし、第2打では“直ドラも選択したが、ボギーを避けられなかった。

申は過去2度、今大会に出場し、成績は昨年4位、2012年が3位と相性が良いことを自認。「コースも好きだし、なによりもイベントがたくさんあって、ギャラリーが楽しんでいる雰囲気が好き。自分のプレーにもいい影響になっている」とその理由を語った。

今回は、開幕前日のプロアマトーナメント後に行われたパーティで、こんなエピソードも生まれた。トーナメント会期中に行われている「サマンサタバサメンズモデルオーディション」ファイナリスト選考会に出場する12人のいわゆるイケメン男性モデルから、好きな1人を選んで“壁ドン”される――という権利を主催者から与えられたのだが…。シャイな申は「恥ずかしいので、できません・・・」と頬を赤らめ“壁ドン”を辞退したというのだ。

「○番(秘密)の男性と2ショット写真撮りました」とはにかんだ笑顔で報告してくれた。

申が米ツアーから日本ツアーを選んだ理由のひとつが、ゴルフを心から楽しむこと。どの大会でも、積極的にトーナメント自体を楽しむことを好プレーの活力源にしている。ツアーを楽しんでいるのは必ずしもギャラリーだけではない。(茨城県阿見町/糸井順子)

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