プロアマ中の注意処分から2週間 藤田光里にまたしても注意
2週間前の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」プロアマ中に、帯同キャディの行動などがゲストに不快感を与えたとし、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)から厳重注意を受けていた藤田光里。明日5日(金)から新潟県で開幕する「ヨネックスレディス」のプロアマ戦に出場し、騒動後、初めて公の場に姿を現した。
「この度はご迷惑とご心配をお掛けして申し訳ありませんでした」と、先の騒動に対し謝罪を述べた藤田だったが、この日、さらなる問題が浮上した。
「中京テレビ-」でトーナメント規定違反による注意処分を受けた藤田は、その後の本戦を体調不良により欠場。翌週「リゾートトラストレディス」も左手首痛の再発により欠場し、自身のブログでは1カ月の安静と診断されたことを明かしていた。
しかし、その「リゾート-」開幕週の行為が再び問題に。新潟に早めに入っていた藤田は、金曜日に今週開催のヨネックスカントリークラブで練習をしていたことが発覚したのだ。関係者から連絡を受けたLPGAは、練習を即刻中止するように藤田の関係者に連絡し、注意を与えるとともに、「リゾート-」大会関係者に謝罪を申し入れた。
「悪気はなかった。コース内には入ったが、2、3球でやめた。(手首の治療のための)装具をつけてスイングができるかどうかの確認をしただけ」というのが言い分。事実確認には困難を要し、LPGAは藤田本人に再度注意を言い渡した上で、TPD(トーナメントプレイヤーズ・ディビジョン)委員会での報告に留め、処分の検討はしないという。
なお、5月27日(水)から6月7日(日)(ヨネックスレディス終了後)まで職務停止処分を受けた帯同キャディとは、次週開催の「サントリーレディスオープン」から再タッグを組む予定。今週はメーカースタッフが臨時キャディを務める。(新潟県長岡市/糸井順子)