勝みなみ 激動の2014年「自分の中で革命が起きた」
2014/11/30 17:11
アマチュアとして初めて「LPGAツアー選手権リコーカップ」に出場した勝みなみは、最終日を「72」のパープレーで終え、通算6オーバーの24位タイで終了。後半15番のダブルボギーが響き目標の「1日でもアンダーパー」には届かず、「すごく悔しい」と肩を落とした。
今週を終えて、プロツアー、ジュニア競技、ナショナルチームの派遣競技を含めた今年の全日程が終了。「短かった」と振り返った激動の2014年を、16歳は「自分の中で革命が起きた1年でした」と総括した。
「これができればいいな、と想像していたことが、全て実現した年でした」。4月「KTT杯バンテリンレディス」ではツアー史上最年少優勝(15歳293日)を果たし、8月「日本ジュニア」では最終日に6打差を引っくり返しての大逆転勝利。9月「アジア大会」では日本代表として大舞台を踏んだ。
今季プロツアー8試合の出場を経て、「ドライバーは負けていない」との自信を得た一方で、プロとの差を痛感したのはショートゲーム。「アプローチとパットは、自分に足りないところ」と、来年に向けてクリアすべき課題を改めて胸に刻んだ。
“革命が起きた”14年を終えて、迎える15年。今年以上の成績は「ぜいたくだし、難しいと思う」とし、「今年に近い成績が出せればいいと思う」との抱負を口にした。それでも、ツアー制覇はやはり外せない目標の1つ。「来年はもっとツアーに出たいし、優勝したい」と、迷いなく言葉にした。(宮崎県宮崎市/塚田達也)