体調不良で棄権続出 注目の香妻琴乃も
2014/11/21 12:22
香川県で開幕した国内女子ツアー「大王製紙エリエール レディスオープン」2日目、香妻琴乃と堀奈津佳、藤田幸希が、体調不良を理由に相次いで棄権した。
香妻は初日1アンダー29位につけていたが、2日目のスタート前に棄権を申し出た。シード権なしで臨んだ今季は、ここまで20戦の出場数ながら、2度のプレーオフ進出を含むトップ10フィニッシュ6度を果たした成長株。前週の「伊藤園レディス」を終えて、賞金ランキング20位につけているため、賞金ランク50位までに与えられる来季シード権を初めて獲得することは間違いない状況だ。賞金ランキング上位25位までに与えられる、来週の最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」の出場権もほぼ確実にしている。
一方、堀は、現在賞金ランクが43位のため、今回の棄権によりシーズンを終えた。2013年にはツアー2勝を飾ったが、2014年は31戦に出場して予選落ちが11度、今年7月「日医工女子オープン」での4位タイがベストフィニッシュ。今大会も4オーバー82位と初日に出遅れていた。
体調不良を訴えながらもイーブンパー45位から2日目をスタートした藤田は、8ホール目を終えた時点で無念の棄権を決断。今季賞金ランクは23位のため、最終戦への出場は同26位以下の選手たち(3人以上)の成績に委ねられることとなる。