ホールインワン!横峯さくらは「夫と温泉旅行」、吉田弓美子は200万円獲得
2014/10/26 17:52
国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の最終日は、ホールインワンが2つ飛び出した。まずは140ydの14番(パー3)で達成した横峯さくら。9Iで放った1打は、ピンの手前1mから転がってカップイン。
「カップに入るところが見えました。このコースでは3回目ですね」。2010年大会には、最終日の7番で達成し優勝。「今日は17番(パー3)でも、ティショットがピンに当たったんです。でも、跳ね返ってしまってボギーにしてしまいました…」と、賞金200万円のかかった17番では惜しくも決められなかったが、主催者から特別に30万円が贈呈された。
次週は試合を休む予定の横峯は「ちょっと温泉に行きたいと思っていまして。まだ、予約はしていないのですが、お小遣いをいただいた気分なので、夫とリフレッシュしてきたいです」と臨時ボーナスを喜んだ。
そして、横峯が“逃した”200万円をゲットしたのが吉田弓美子だった。優勝した大山志保とは3打差の2位で出ると、一時は1打差にまで迫っていたが、11番、13番でボギーをたたき優勝争いから脱落。しかし17番のティショットを5Iで打った吉田は「入れー!」とひと言。するとボールはカップの1m手前でワンバウンドした次の瞬間、吸い込まれた。周囲は騒然となり、吉田自身も狂喜乱舞の大騒ぎ。
「実は、決勝ラウンドなど賞金のかかったホールでは、去年から必ず“入れ”って言っています。言い始めてからピンに絡むことが多くて。でも、まさか入るとは思いませんでした」。
生涯2度目のエースで掴んだ初めての賞金200万円。「何に使おうかな。みんなで美味しいものでも食べに行こうかな…」と、こちらも個人的なご褒美に利用するつもりだ。(兵庫県三木市/本橋英治)