ホステス2年目の原江里菜 試合前の一大イベントは「緊張した」
2014/08/14 19:07
「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でNEC所属選手としてホステスプロを務める原江里菜が大会前日のプロアマ戦に出場。契約2年目となり、社長を含め関係者が勢揃いする場で「さすがに緊張しています」と表情をこわばらせた。
「今日は良いプレーじゃなかった。逆に今日これだけ(体が)動かなかったので、明日は思い切りできると思う。緊張感というか、良いところを見せたいという欲が出ちゃうので、それをどれだけ抑えていつも通りできるか」。普段から世話になっている重鎮とのラウンドは「試合よりも緊張した」と原。一大イベントを終えて、安堵の表情を浮かべていた。
今年の原は自信を持って大会を迎えている。優勝こそないが、先週の「meijiカップ」を含め今季は5試合でトップ5入りを果たし、賞金ランキング6位につけている。試合が始まれば、今季の好調さを出し切るつもりだ。
ホステスプロとして初めて戦った昨年は、初日に10位と好スタートをきったが、結果的には37位と満足行く順位ではなかった。「去年より良い状態でここに来ているので、去年よりは緊張はほぐれているかな」。
プロアマでラウンドした遠藤信博社長から「先週も良かったし、良い準備ができているね」と声をかけられ「プレッシャーを感じましたよ(笑)」と笑顔で返せるくらいの余裕もある。「まずは優勝争いが出来る位置で初日を上がって来られるように頑張りたい」。初日から気を抜かずに、周囲、そして自分自身が課した重圧と戦うつもりだ。
軽井沢プリンスホテルで行われたプロアマ表彰式を終えてコースに戻った原は、小雨が降り続ける中、暗くなるまでパッティングの練習を続けた。大会初日は9時24分に1番ティから笠りつ子、全美貞(韓国)とスタートする。(長野県軽井沢町/本橋英治)