横峯さくらが1差5位 “ミセス初優勝”へ好発進
2014/05/23 19:33
首位から2打差に19選手がひしめく混戦の幕開けとなった国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」初日。横峯さくらが5バーディ、2ボギーの「69」で回り、1打差の3アンダー5位タイグループに食い込んだ。
前週「ほけんの窓口レディース」では9位タイに入り、5位で終えた3月「Tポイントレディス」以来となるトップ10フィニッシュを決めたが、心にひっかかる問題もあった。「どうやっても左にいくイメージしかなかった」という3番ウッド。最終日は、主力であるはずの1本を抜いてラウンドに臨んでいたほどだ。
この日最初のバーディは、新調してバッグに戻された3番ウッドから生まれた。前半6番(パー5)では、3番ウッドで打ったピンまで250ヤードの2打目をグリーン手前ラフまで運び、約20ヤードのアプローチを3メートルにつけてバーディ先行。「(3番ウッドが)活躍してくれて良かった」と、早々に前週の懸念を1つ払拭した。
この日は「ショットがあまり良くなかったけど、パットに助けられた」とパターも活躍。7番ではピン奥12メートルをねじ込んで連続バーディを演出すると、後半13番(パー5)でも10メートルのバーディトライがカップの底を叩き、この日26パットに抑えて上位発進へと繋げた。
こうなると期待が高まるのは、4月の結婚後からの“ミセス初優勝”。「うーん。まったく考えていないことはないですけど・・・。私の日だったらそうなってくれるとは思うけど、あと2日あるので」。夫婦で祝う、初めての1勝へ。明日のムービングデーで、さらなる流れを引き寄せたい。(愛知県豊田市/塚田達也)