2014年 ワールドレディスサロンパスカップ

期待の新人・藤田光里 無欲でメジャー最年少Vへ

2014/05/10 19:48
笑顔が輝くルーキー藤田。最終日フォンを4打差で追う。

スーパーアマチュアはすごいけど、スーパールーキーだって黙っちゃいない。茨城県の茨城GC西コースで開催中の国内女子ツアー「ワールドレディスサロンパスカップ」は最終日を前に昨年度のQT1位、藤田光里が首位に4打差の3位タイにつけた。

雷雨の影響で前日第2ラウンドのプレーが持ち越しとなっていたこの日の藤田は、予定よりちょっぴり“寝坊”して午前4時に起床。6時の再開から8ホールをプレーし、1オーバーの16位で予選を通過。そして、その後の第3ラウンドでは「攻めるところを攻めて、守るところを守ったのがつながったと思う」4バーディ、1ボギーの「69」。

3番で先行させたボギーも、フェアウェイバンカーからの第2打はウェッジで真横のフェアウェイに出しただけ。3打目もガードバンカーに入れ、続く4打目でもグリーンを捕えられなかったが、大崩れさせなかったジャッジに胸を張る。「第3ラウンドは本当に落ち着いてプレーができた」と、長丁場の一日をキラキラの笑顔で振り返った。

19歳227日で明日11日(日)を迎える藤田のツアー初勝利は、そのままメジャーでの史上最年少優勝記録になる。1989年「JLPGAレディーボーデンカップ」を20歳27日で制した平瀬真由美の記録を25年ぶりに更新。ただ新人プロは「試合をこなすのに精いっぱいで。試合が続く中で、今週のメジャーを迎えただけ。特に違うものはないんです」。だから明日の目標は「ひとつでもスコアを伸ばすだけ。優勝は考えてません」。プロ2度目の最終日最終組。無欲の先に、偉業の雰囲気も漂う。(茨城県つくばみらい市/桂川洋一)

2014年 ワールドレディスサロンパスカップ