森田理香子「メジャーなんか関係ないと思っていた」
2014/05/07 17:25
茨城県の茨城GC西コースで行われる今季の国内女子ツアー「ワールドレディスサロンパスカップ」。森田理香子にとっては昨シーズン、賞金女王の座に着いてから初めて臨むメジャーでの戦いとなる。
前週は「サイバーエージェントレディス」で開幕2日前に急性胃腸炎を訴え、急遽欠場。体調が心配されたが「今はもうスゴイ元気なんで、大丈夫です」と5日(月)から、笑顔を振りまきながら当地での調整に勤しんだ。
前回大会は最終日を単独首位で迎えながら、茂木宏美に逆転を許して3位。リベンジのかかるトーナメントだ。昨年「サントリーレディス」、「大王製紙エリエールレディス」を制し、4日間大会での実力も既に証明済み。ただ手にしていないのがメジャーのタイトル。
「去年まではメジャーなんて関係ないな、他の試合と同じ、と思っていた」と言う。それは「優勝(1勝)するのに精いっぱいだったから」。それが昨年、年間複数回優勝を初めて遂げたころから次第に視線は上を向き始めた。「メジャーで勝ってみたい」
「去年は良い位置にいたのに伸ばせなかったけれど、去年より今の自分の方がスイングも少しずつ成長していると思う。去年みたいに気持ちがよくないプレーはしない。運がよければいけると思うし、引き寄せていきたい」。開幕前の2日間は師匠・岡本綾子の直接指導も受けて準備万端。ビッグタイトル獲得へ邁進する。(茨城県つくばみらい市/桂川洋一)