18歳の堀琴音は9番で痛恨のOBに泣く
2014/05/04 17:07
17歳の森田遥とともに「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」で、首位タイから史上5人目のアマチュア優勝を目指した18歳の堀琴音は、最終日にスコアを4つ落として通算4アンダー。優勝スコアには5打及ばず4位タイで大会を終えた。
2番でティショットを左に曲げて木の後ろにボールが止まると、アイアンのバックフェースを使って左打ちをして脱出に成功。3打目でピン2.5メートルに寄せたが、1パットでは決められずボギーが先行した。
その後4番パー3でピンの手前2メートルにつけてバーディを奪ったが、続く5番パー5は3打目のアプローチがグリーンに届かずボギー。9番パー5ではティショットを左に曲げてOBをたたき、優勝争いから後退した。
「7番、8番といいパーセーブができて、気持ちが入っちゃった感じですね。落ち着いて冷静に行けなかったのが悔しい。スイングのリズムが少し早くなっていました」。
昨年のツアーで2勝を挙げた姉の堀奈津佳から話を聞いていても、プレーヤーとしては初めて味わったプロトーナメントの最終日最終組。優勝は逃したが、「今日は申智愛さんや森田遥さんのプレーを見ていろいろ学べました。自分がまだまだということも改めて分かりました」と収穫は少なくない。
「来週にはプロテストがあるので、そこで頑張ります」と、8日から滋賀ゴルフクラブ(滋賀県)で開催されるプロテスト2次予選に挑む。(千葉県市原市/本橋英治)