10位浮上の横峯さくら「OKライン」下げて目標は上方修正!?
2014/05/03 19:33
国内女子ツアー「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」に、ディフェンディングチャンピオンとして出場中の横峯さくらが、2日目にノーボギーで4バーディを奪い、通算2アンダーの10位タイまで浮上してきた。
6番、7番パー3、9番パー5で2、3メートルのバーディチャンスを確実に沈めてスコアを伸ばした2日目の横峯。最終18番パー5では第2打でグリーン手前のバンカーまで運び、これをピン50センチにつけてバーディフィニッシュし、「ショットにはまだ不安がありますが、今日はショートゲームでカバーすることができました」と満更でもない手応えにホッと胸をなでおろした。
大会前に「優勝は狙わずに30位以内に入りたい」と控えめに話していた横峯は、2オーバーの42位で終えた初日には「予選カットラインが気になります」と不安げな表情も見せていた。だが、一筋縄ではいかないコースで36ホールを終えると、10位に浮上。「最初の目標は30位でしたが、ベスト10に入れるように頑張ります」と目標を修正した。
先週の入籍で夫となったメンタルコーチ森川陽太郎氏とともに日々「OKライン」を決めて、メンタルをコントロールしている。今回の修正は、順位としての目標は上がるものの、最終日は現状の順位を維持することが1日のミッションとなるため、現時点では「OKライン」を下げたことになるという。
スタート時にあった首位との差も1ストローク縮まり、6打差に。最終日の18ホールで「OKライン」をどう動かすか? 逆転での連覇達成もない話ではない。(千葉県市原市/本橋英治)