2014年 ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ

40歳・表純子が“裏街道チャージ”で6位フィニッシュ

2014/03/16 15:33
“裏街道”から「63」の猛チャージ!39位から6位への急浮上を遂げた表純子

通算5オーバーの39位から出たベテランの表純子が、9バーディ、ノーボギーでコースレコードの「63」をマークし、通算4アンダーでホールアウト。自ら「すごかったです」と相好を崩す怒涛のバーディラッシュで6位タイまでジャンプアップし、大会を終えた。

“裏街道”とも言われるインスタートで1組目だった表は、午前8時15分に10番からスタート。「アウトがあまり好きではないので、インで取っておきたい…とは思っていた」との思惑通り、11、12番でともに3メートルを沈めて連続バーディで波に乗ると、15、16番は1メートルにつけてイージーバーディ。続く17番では15メートルを沈めて3連続バーディとし、前にプレーヤーのいない1組目の「スイスイ行けました」というペースも幸いして、勢いが止まらなくなった。

後半に入っても1、2番はショットでチャンスメークし、「昨日まではがっつりストロークしていたが、それをゆっくりとストロークするようにしたことで、よくなりました」と一気に調子が好転したパッティングで取りこぼさない。4番では5メートル、8番では10メートルを入れて、自己ベストの「63」に並んだ。

先月40歳となり、今大会出場者の中では2番目の年長者だった。「走るのは遅いのですが、オフにはタイや静岡でホテルから練習するところまでの走り込みをしっかりとやっていますし、昨年ぐらいから飛距離は伸びています」とまだまだ衰えは感じていない。岡本綾子に師事し、昨年賞金女王となった森田理香子の“姉弟子”にあたる。「チーム岡本の皆も頑張っているので、私も頑張っていきたい」と満面の笑みで意気軒高に語った。

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