2014年 ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ

横峯、開幕戦を反省「飛ばしたい気持ちが出ていた」

2014/03/13 17:35
穏やかな心境で挑めるか?横峯が準地元の高知に見参!

沖縄で迎えた14年シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は、最終日に「76」と崩れて21位タイ。ツアー通算22勝を誇る横峯さくらだが、メンタルコントロールで自滅していたことを第2戦「ヨコハマタイヤPRGRレディス」の会場、高知・土佐CCで打ち明けた。

「ティショットに意識が向きすぎていて、良いスコアを出すための“過程”なのに“ゴール”になってしまっていた」との問題点をメンタルトレーナーに指摘された。横峯流に言えば、“OKラインが上がっていた”となる。自身に過剰な期待をかけることで、本来のパフォーマンスが発揮できにくくなる状況に、自らを追い込んでいたのだ。

「飛ばしたい気持ちがスイングに出ていた」と、今ではしっかり課題認識ができている。「ゴルフは上がってナンボ。去年はその飛距離で4勝できているし、“飛んだらラッキー”くらいで考えたい」と、今週は穏やかな精神状態で土佐CCと向き合っている。

地元・高知の明徳義塾高出身の横峯は、今大会過去5度の出場で08年の2位を含むトップ10入り3度を誇る。だが、ことさら意気込むことは禁物だ。「先週とは違うゴルフができたらいいですね」と、さらりと締めた。(高知県香南市/今岡涼太)

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