相性抜群! 前年覇者イ・ボミは年間メジャー2勝も狙う
2013/11/30 18:58
宮崎県の宮崎カントリークラブで開催中の国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の3日目。1打差の2位タイから出たイ・ボミ(韓国)が4バーディ、3ボギーの「71」と1つ伸ばし、通算4アンダーの首位タイに浮上。大会2連覇へ絶好のポジションにつけて明日の最終日を迎える。
初日からの好天と吹き続ける乾いた北風により、日に日に硬さを増すグリーンに手を焼く選手が多い中、3日間アンダーパーをマークしているのはボミ1人。初出場で優勝した昨季も4日間全てアンダーで回っており、昨年から7ラウンド連続と抜群の相性を見せている。
本人は「このコースは左ドッグのホールが多くて、ドローヒッターが合っているからだと思う」と、持ち球とコースマネジメントの相性を挙げる。「2連覇もかかっているので緊張すると思う」としながらも、最終日へ向けてコースとの良好な関係はこの上ない強みだ。
今大会で優勝すれば、9月「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に続く年間メジャー2勝を果たし、5年シードもついてくる。「明日もチャンスがあると思うし、リズムも良いので、スイングに自信を持って頑張りたい」と、データ上の“優勝候補本命”は目を光らせた。(宮崎県宮崎市/塚田達也)