2013年 ミズノクラシック

S.ルイス ホステス連覇へ準備万端

2013/11/07 19:58
ステーシー・ルイス 貫禄十分! ホステス連覇へ向け初日のティオフを迎えるS.ルイス

三重県志摩市の近鉄賢島CCで8日(金)、国内女子ツアー「ミズノクラシック」が開幕を迎える。今大会は米国女子ツアー公式戦も兼ねており、出場選手78名のうち43名の米国ツアープレーヤーが参戦。その1人、昨年大会を制したステーシー・ルイス(アメリカ)が、ディフェンディングチャンピオンとして再び賢島に戻ってきた。

昨年の最終日で見せた圧巻の逆転劇は、今も記憶に新しい。7打差の8位タイから猛追を見せ、終盤16番からは、首位のイ・ボミ(韓国)を1打差でかわす圧巻の3連続バーディフィニッシュ。ミズノと契約するホステスプロとして最高の結果を残すとともに、米国人としては1994年以来となるプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(POY/年間最優秀選手)へ大きな前進を遂げた。

「毎年、楽しみにしている大会の1つだけど、昨年優勝したことで楽しみな理由が増えました。調子が良いままで来られているので、今年も良い成績を残したいですね」と、狙うはもちろんホステス連覇。今季はすでに3勝を挙げ、直近4試合では2位が2回(セーフウェイクラシック、レインウッドパイバレーLPGAクラシック)と、盤石な状態に整えての来日だ。

米国女子ツアーは、今週を含めて残り3試合とシーズンも大詰め。POY争いでは、昨年はルイスが朴仁妃(韓国)に28ポイント差をつけてトップで今大会を迎えていたが、今年は朴に90ポイントの大差をつけられての3位に留まっており、逆転には3試合連続優勝が最低条件と絶対的不利な立場にいる。

しかし、今週へのモチベーションは昨年と変わりはない。「去年とは違う状況だけど、1つでも上のスコアで優勝できるように、これまでと同じ気持ちで戦っていきたい」。優勝候補の大本命は、目を鋭く光らせた。(三重県志摩市/塚田達也)

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