ホステスプロの藤本麻子 期待に応える3位発進!
2013/10/18 18:00
千葉県の東急セブンハンドレッドクラブで開幕した「富士通レディス」初日、ホステスプロが好スタートを切った。富士通と所属契約を結ぶ藤本麻子が5バーディ、1ボギーの「68」をマーク。首位に1打差の4アンダー3位タイ発進とし、初日のリーダーボード上位に名を連ねた。
昨年2月に富士通と契約を交わし、今年が2回目のホステス参戦。当然ながら主催者の期待も高く、プロアマ戦では同組で回った会長から、その後の表彰式では社長から激励の言葉を受けた。「プレッシャーをかけてください、って逆に言っているんです。期待されることは嬉しいし、応えたい気持ちも強くなる」。
その気概は、早くも初日のプレーに現れた。「ショットが良かったし、パットもいい感じ。セカンドショットを気楽に打つことが出来た」。スタートホールの1番(パー5)で2メートル、2番で1メートルにつけて連続バーディ発進。7番(パー5)でも3メートルのチャンスを決めて3アンダーで折り返すと、13番のボギーにも動じない。15番では残り140ヤードの2打目を1メートルにつけ、会心の1打で好調の流れをホールアウトまで保った。
開幕前に「楽しみにしていたし、去年と比べてあまり緊張していない」と話していた藤本。ホステス2年目ということもさることながら、「去年は結果が出せていない中で迎えたけど、今年は自分のゴルフに自信が持てている」ことも大きな要因だ。昨年は最終日に崩れて27位タイ。「勝ちたい気持ち? それはもちろん強いですよ」。2年越しの目標達成へ向け、残り2日間も主役の座は譲れない。(千葉県千葉市/塚田達也)