2013年 富士通レディース

女子もコースが一部水没 初日に影響は…なし!

2013/10/17 17:32
開幕前日の午前中まで残っていた1番フェアウエーの水溜まりも夕方には全て消えた

日本各地に甚大な被害を及ぼした大型台風26号の影響は、千葉市緑区で18日に開幕する国内女子ツアー「富士通レディース」の会場、東急セブンハンドレッドクラブにも爪痕を残した。

15日夜半から降り続いた雨により、1番(パー5)では右サイドにある池が氾濫し、フェアウェイの1部が水没。13番(パー3)グリーン手前の池も同様に溢れ、ガードバンカーを含めたグリーン周りが水没したという。16日の練習日は、風雨ともに収まった午後からコースが開放され、選手たちは水没した箇所を避けながら練習ラウンドをこなした。

ポンプによる排出作業とコース自体の水はけの良さもあり、開幕前日の17日はプロアマ戦を予定通り実施できるまでに回復。グリーンが1つも水没しなかったことも不幸中の幸いだった。「1番は池みたいだったけど、他のコンディションはすごく良い」(横峯さくら)、「ボールに泥もつかないし、水はけがすごくいい。台風の影響は無い」(森田理香子)、「グリーンは少し軟らかいけど、だんだん締まってくると思う」(藤本麻子)と、コースコンディションに対する選手たちの反応も良好だ。

最後まで残っていた1番フェアウェイの水没箇所も夕方にはすべて消え、明日の初日は追加の救済ルールもない状態で行われる見込みとなっている。(千葉市/塚田達也)

2013年 富士通レディース