2013年 スタンレーレディスゴルフトーナメント

古閑美保が歴代覇者としてプロアマ参戦

2013/10/10 17:01
後輩・笠りつ子とのラウンドを楽しんだ古閑美保

国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の開幕前日、恒例のプロアマ戦が行われ、大会の歴代優勝者枠で森口祐子、日陰温子、大城あかね、鈴木志保美、そして古閑美保が参戦した。

熊本出身で後輩の笠りつ子の組でプレーした古閑は「オフのトレーニングなど一緒に行っていますが、同じ組でラウンドしたのは過去に2、3回ぐらいですかね。こういう機会をいただいて本当に良かった」と話す。

一方の笠は「緊張しましたは、楽しくラウンドすることができました。古閑先輩のショットを見て、パットを見て、目で技を盗むという感じですね」と言えば、古閑に「本当に見てたの~」とすかさずツッコミを入れられた。

古閑は今回この日のためだけに会場入りしているのではなく、日曜日のテレビ中継ではラウンドレポーターを務めることになっている。06年大会で優勝した経験を持つ古閑は後輩に「今日のゴルフを見ると、なんで足踏みしているのだろうと思いましたね。もっと丁寧にやればいいんじゃないですかね」と冷静にアドバイスを送った。

さらにコース攻略法として「セカンドショットでの傾斜が難しいので、しっかりとチャンスにつけていくことが大事。でも、上手く行かないのがゴルフなんですけどね」と、自らも選手時代に対峙したコースを振り返りながら、久しぶりに選手目線で語った。(静岡県裾野市/本橋英治)

2013年 スタンレーレディスゴルフトーナメント