さくら、100試合連続予選通過を達成 「続けていれば優勝も」
2013/07/06 17:13
富山県にある八尾CCで開催されている「日医工女子オープンゴルフトーナメント」の2日目。2010年4月から連続予選通過を更新中の横峯さくらが、ついに100試合連続の予選通過を記録し、3桁の大台に乗せた。
3アンダーの9位タイと、上々の滑り出しを見せた初日に続き、2日目は4バーディ、3ボギーの「71」とアンダーパーをマークするも、通算4アンダーは27位タイでホールアウト。この日は4番でボギーが先行、苦しい立ち上がりを迎えると「さすがに(予選落ちを)意識しました」と、一時は予選カットライン上の通算2アンダーまでスコアを落とした。
しかし後半に入った15番(パー3)では、ティショットをピン左手前約50センチにつけてバーディを奪うと、16番では約5メートルのバーディパットを沈めて粘りを見せた。「アプローチの距離感が思い通りに出来なかったし、ショット、パッティングともに波がある」と課題を残したが、「あと1日あるので調整したい」と最終日に望みを繋ぐ。
この日は全組ホールアウト後に18番グリーンでセレモニーが行われる予定だったが、全組ホールアウト直後に降り出した雨により、設置されたテント内でセレモニーが実施された。「本当はビッグスコアで(記録を)達成したかったですね」と悔やんだが、「予選通過を続けていれば、その中できっと優勝もあると思うので」と、勝利に向けてひた走る。「今は目の前の1試合1試合で、自分のプレーをしっかりやるだけです」と、さらなる記録更新に挑戦する。(富山県八尾町/糸井順子)