木戸愛、パター決まらず4位タイに沈む
2013/06/02 18:35
ツアー2勝目を狙い「リゾートトラストレディス」の最終日を通算7アンダーの首位タイで迎えた木戸愛。予選2日間はノーボギーでラウンドし、隙の無いゴルフをしていた。ところが、最終日はパッティングで苦戦を強いられてしまった。
4番パー3ではティショットがグリーン右サイドのラフに行くと、アプローチはピンを1メートルオーバー。返しのパーパットを慎重に読んだが、カップをすり抜けボギーが先行してしまう。
6番でもボギーをたたくと、7番パー5でも1メートルのパーパットを外し3パットで連続ボギー。この時点で首位とは4打差に離されて優勝争いから脱落してしまった。それでも、9番ではフェアウェイ左サイドからの2打目をピンの左60センチに付けて意地のバーディを奪った。
通算5アンダーの4位タイに終わった木戸は「スタートは気持ちよく入れました。緊張というよりは、まだまだ練習不足です。4番のボギーで焦りがでて、その後の3パットにもつなげてしまいました」と、スコアを落としたことを悔やむ。
木戸のいう練習不足とは「ショートゲームですね。最終日がとくに良くないです」。今季の開幕戦でも最終日の最終18番ホールでアプローチをミスして3位タイになるなど、アプローチやパッティングに課題を持つ。ショートゲームでスコアをまとめる率が上がれば、すぐに2勝目は叶いそうだが。(兵庫県三木市/本橋英治)