2013年 リゾートトラストレディス

若林舞衣子、孤軍奮闘ヨネックス代表で頑張る

2013/05/31 19:50
最終18番でバーディを奪い6アンダー首位タイに浮上した若林舞衣子

国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」の初日、韓国のイ・ボミと並び6アンダーをマークして首位タイにつけた若林舞衣子。4番パー3では1オンに成功するもピンまで16メートルを残し3パットの可能性もあったが、これを1パットで沈めてバーディを先行した。

すると続く5番では残り132ヤードを8番アイアンで2.5メートルにつけてバーディ。さらに6番でも179ヤードの2打目を4番のユーティリティで2メートルにつけて3連続バーディを奪った。後半にもスコアを伸ばした若林は、最終18番でピンの左奥5メートルに2オンすると、右に大きく切れるラインを読み切ってバーディフィニッシュとした。

「今日はティショットが安定していて、あとはラッキーもありましたのでこのスコアが出ました」。4番のロングパット以外にも、バーディを奪った13番では、ティショットを左に引っかけてしまったが、カート道路に当たって大きく前に跳ねてフェアウェイに出てくるラッキーがあったという。

若林はプロ転向の時からヨネックスと契約を結び、今年が7年目。昨年まではイ・ボミも同メーカーの選手として活躍し、男子では石川遼も仲間だった。しかし、今年は男女を通じて契約を結ぶツアープレーヤーは若林1人となってしまった。「ずっとお世話になっているので恩返しをしたいですね。1人になったことで今まで以上に期待されているので、上を目指したいです。来週はホステスプロとして試合に出るので、そこで優勝出来たら嬉しいです」。次週の「ヨネックスレディス」に向けて弾みをつけるためにも、今週は最後まで優勝争いにしがみつきたい。(兵庫県三木市/本橋英治)

2013年 リゾートトラストレディス