藤本麻子、1年ぶりの親子タッグで挑む
2013/05/30 17:33
国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」は、今年から兵庫県の関西ゴルフ倶楽部に会場を移して開催される。その大会前日のプロアマ戦に出場した藤本麻子のキャディバッグを担いでいたのは父親の信吾さんだった。
信吾さんがキャディを務めるのは昨年の春以来、1年ぶりとなる。「いつもお願いしているキャディさんが体調不良なので、急遽お願いすることになりました」と話す藤本。2009年のプロ転向後は、信吾さんが担ぐことも多かったが「ラウンド中に言い合いになったりすることもあったので・・・」と、その後はキャディをお願いする回数も減っていった。
その後はコーチという立ち位置で藤本のゴルフを見て来た父親は、ラウンド後にもあまり厳しく指導をすることも少なくなったという。「そうですね、最近は練習にもあまり指図することも減ってきたので、今週も仲良くラウンド出来ると思いますよ(笑)」。
2011年の「伊藤園レディス」でのツアー初優勝以来、優勝争いに加わる回数も少なく今一歩という戦いが続いているが、昨年の9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」から先々週の「ほけんの窓口レディース」まで17試合連続で予選通過を果たしてきた。
ところが先週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では、初日の出遅れが響いて予選落ちを喫した。同年代の森田理香子が今季すでに2勝を果たし、活躍を続ける姿を横目に見てきたが、今週は久しぶりの親子タッグでツアー2勝目に挑む。(兵庫県三木市/本橋英治)