笠りつ子が6打伸ばして1打差2位に急浮上
2013/05/18 17:30
難コースで苦戦する選手が続出している福岡CC和白コースで開催されている「ほけんの窓口レディース」。初日は1オーバー31位タイと少し出遅れた笠りつ子が、7バーディ、1ボギーの6アンダー「66」でラウンドし、首位と1打差の通算6アンダー2位タイに急浮上した。
スタートの1番パー5でピンの左3メートルからのバーディパットを決めると、3番で6メートル、4番パー5では2メートルを沈めリーダーズボードを駆け上がった。後半も14番での7メートルが最長で、1、2メートルのバーディパットを次々と沈めた。
「今日はアプローチ、パターがいい感じでした。長いのが入ったり、短いのが入ったり。ここ数試合、パッティングのタッチが悪かったのですが、ボールの位置が左足寄りになりすぎているとキャディさんに指摘されて。それを体の真ん中へ約10センチですかね、戻したらタッチもラインも出せるようになりました」。
ショットに関して「あまり良くないです。全部悪かったですね」と話す笠は、パッティングの修正でショットにも好影響を与え、ミスが少なくなったと言う。ここ2年間、1勝ずつ果たしている笠は「優勝したい気持ちがあるので、今はチャンスだし強い気持ちを持って行くのみです。自分を信じて行きたいです」と、1打差からの逆転優勝を目指す。(福岡県福岡市/本橋英治)