高校日本一の柏原明日架、ハードな連戦中

昨日まで、2日間に渡って滋賀県・瀬田GCで行われていた全国中学・高校ゴルフ選手権春季大会。その高校女子の部を制して日本一となった柏原明日架（宮崎・日章学園）が、大会翌日のこの日、国内女子ツアーの「アクサレディスin宮崎」に出場し、堂々のプレーを見せた。

この日の柏原は、地元の先輩、大山志保、そして成田美寿々と同組。地元宮崎の多くのギャラリーを引き連れてのラウンドとなった。同組で回り、首位タイに立った大山のプレーに「色々勉強させて貰ったし、差を感じました」と感服の様子だったが、「詰めていこうと思いました」と貪欲な姿勢も見せる。

「朝の状態は体も整っていたし、心も良い状態でした。でも、後半バタバタになってしまったことを反省したい」と柏原は振り返る。それでも、前半は1アンダー、後半は1オーバーと最低限の波に抑え、通算イーブンパーの47位タイ。「疲れはあると思うけど、緊張しているのでそんなに感じません。明日は1日通して納得いくゴルフが出来たらいいと思う」と17歳の高校2年生は気合いを込めた。（宮崎県宮崎市／今岡涼太）