横峯さくら、パッティング不調でも16位タイ
2013/03/08 18:18
母親の実家が沖縄県ということで多くの親戚が応援に駆けつけた横峯さくらが、2013年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の初日に2アンダーをマークして16位タイとまずまずのスタートをきった。
1番ではティショットを左サイドのラフに入れるが、2打目をピン手前1.5メートルにつけた。しかし、このバーディパットが決まらず多くのため息を誘った。続く2番は同じく1.5メートルのパーパットがカップをすり抜け3パットのボギーとなる。
前半はカップの手前でボールが止まることが多く、琉球ゴルフ倶楽部の高麗芝に苦戦した初日のパット数は30。「惜しいパットが多くて、もっとスコアを伸ばせたのでもったいなかった」と苦い顔をする。
不調だったパッティングとは対象的に、この日のドライバーショットは安定していた。前日「オフに取り組んできたドローボールを試合でも試してみたい」と話していたが、初日は一度もドローを打たなかった。
「試合で使うのは今の段階ではどうかな、と思って躊躇しました。今日はフェードボールがストレート系だったので、安心して振り切れました」。スタートの1番こそ左サイドのラフに捕まったが、ほとんどのホールでフェアウェイを捕らえ、同組でラウンドした宮里美香やイ・ボミを軽々とオーバードライブしていた。
コース特有の強風も吹かず、このまま晴天が続いたら「2桁アンダーは必要になりそうですね」と話す横峯。残る2日間はパットを改善し、1日4アンダー以上を目指すことになる。(沖縄県南城市/本橋英治)