酒井美紀、粘りのゴルフで5位タイと踏ん張る

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日に6アンダーをマークし単独2位につけた酒井美紀が、2日目もスコアを1つ伸ばして順位は5位タイに後退したが、上位で踏ん張っている。

スタートの1番から12番までパープレーを積み重ねた酒井は「周りがどんどんスコアを伸ばしていたので、早くバーディが欲しかった」と話すが、先に来たのは13番でのボギーだった。「正直イラっとしてしまいました」と言う酒井は「それで気持ちが切り替えられたというか、14番で5mが入ってくれたので良かったです」と、14番でバーディを奪うと、続く15番パー5でもバーディを奪った。

「今日はドライバーショットが悪くて、内容的には1アンダーがでるようなゴルフではありませんでした」と、この日のゴルフを振り返る。それでも、首位とは4打差の5位という位置には「自分のベストが5位なので、5位以内を狙いたい」と謙虚に語る。

前日は「全美貞との組み合わせに楽しみ」と話していたが「打ち方とか、リズムとか勉強になりました。明日はそれを生かしてスコアを伸ばせるように頑張ります」と意気込む。最終日は最終組の1つ前で有村智恵、イ・ボミ（韓国）とのラウンドとなる。（愛知県知多郡／本橋英治）