三塚が右ひじ痛を理由に棄権 メジャー連覇の夢潰える
2012/09/06 16:44
滋賀県のタラオCCで6日(木)、国内女子ツアー今季第2戦「第45回 日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」が開幕。昨年大会覇者の三塚優子が、9ホール終了後に右ひじ痛を理由に棄権。ディフェンディングチャンピオンが、思わぬかたちで早々に姿を消した。
2位タイでフィニッシュした今シーズン開幕戦以降、右ひじ痛に悩まされる日々が続いていた。今季は、第2戦から16戦まで、2回の棄権を除きすべて欠場という長期離脱も強いられた。6月末の「日医工レディス」から本格復帰したが、現在も偶発的に痛みが出る不安定な状態が続いている。
先週の「ゴルフ5レディス」も右ひじ痛を理由に欠場。昨日のプロアマ戦でも痛みを覚えていたという。「ディフェンディングだし、連覇をしたかった」と、今週は痛み止めの注射を打って臨んだが、前半インを終えて7オーバー。「肝心のティショットが曲がりはじめ、(右ひじが)もたない感じだった」と肩を落とした。
痛みは右手首から右肩にまで広がり、「長期的にツアーから離れていた、あの状態に近い」と症状は深刻な様子。まずは精密検査を受け、手術という選択肢も含めた治療方針を模索していく予定。(滋賀県甲賀市/塚田達也)