不動は引っかけ気味のアイアンに苦戦 3位に終わる
2012/08/12 19:00
長野県の軽井沢72ゴルフ 北コースで開催された「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日。首位を1打差で追ってスタートした不動裕理は4バーディ、2ボギーの「70」と2つ伸ばすにとどまり、優勝スコアには2打届かずの通算9アンダー単独3位に終わった。
ツアー未勝利の選手たちが占めた上位陣にあり、優勝候補の本命とも思えた不動。しかし、この日はショット、特にアイアンを左へ曲げる場面が目立ち、スコアメイクに苦しんだ。「フルショットじゃない時は真っすぐにいくけど、フルショットだと引っかけが多かった」。5番では、フェアウェイからの2打目をグリーン左のカラーに外し、1.2mに寄せるもこれを外してボギー。追う立場にとっては、痛すぎる前半の失速となった。
特に、そのひずみはパー3で顕著なものに。「ショートホールのティショットが左にいって、チャンスにつけられなかったことが問題」。いずれもパーで切り抜けたものの、3番、12番のパー3ではパーオンに失敗。グリーンに載せたものの、同じく左に曲げた17番のティショットに対しても「一番、納得がいかない」と反省の言葉は止まらない。
それでも、これで3試合連続のトップ5フィニッシュ。「来週は夏休みなので、いろいろと考えてショットの修正をしたい。そのうちに、自分の番がくると思って頑張ります」と気持ちの切り替えに努めていた。(長野県軽井沢町/塚田達也)