原、地元で今季ベスト「66」！ 5位に浮上して最終日へ

愛知県の中京GC石野コースで開催されている、国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」2日目。コースから自宅まで車で僅か30分、豊田市出身の原江里菜が6バーディ、ノーボギーでホールアウトし、今季自己ベストとなる「66」をマーク。通算6アンダーの5位タイに浮上して、明日の最終日を迎える。

初日に吹き荒れた強風はなりを潜め、例年通りの伸ばし合いが演じられる中、その波に乗り遅れることなくバーディを重ねていった。「グリーンを1度も外さなかった」という好調なショットを武器に、次々とチャンスを演出。2つ伸ばして迎えた後半では、11番で4m、12番（パー3）で1m、13番（パー5）で6mを沈めての3連続バーディ。「ピンチは無かった」という危なげ無いプレーで、地元ギャラリーの声援に包まれながら18ホールを駆け抜けた。

「パットは毎日良かったけど、昨日はショットが悪くてスコアにならなかった。今日はショットがすごく良かったので噛み合いましたね」。首位の李知姫とは5打差に離されてはいるが、2位とは僅かに2打差。李の結果次第では、優勝争いに食い込めるチャンスは残されている。「明日も（全体的に）伸びると思うので、結果は意識し過ぎず、1つでも良いプレーができるように心がけたいです」と、地元＆復活Vに向けて静かに闘志を燃やしていた。（愛知県豊田市／塚田達也）