森田理香子も有村と同じくレコードを更新!
国内女子ツアー「サイバーエージェントレディス」の最終日は、気温が25.2度まで上昇し風は2.1mと穏やかだった。すると、優勝した有村智恵をはじめ多くの選手がスコアを伸ばし、これまでのコースレコード「66」を1つ更新する「65」をマークする選手が2人現れた。
1人は優勝を果たした有村で、もう1人は通算2アンダー18位タイからスタートした森田理香子だった。スタートの1番でバーディを奪った森田は8番パー5で2つ目のバーディを奪ったが、この時点ではリーダーズボードに名前は刻まれていなかった。
ところが後半、12番でピンそば30センチに寄せてバーディを奪うと、13番で1.5m、さらに14番では8mのバーディパットを沈め、15番は8番アイアンの2打目がピン横についてバーディ。4連続バーディで一気に上位に浮上した。
さらに17番パー5ではグリーンの手前20ヤードからの4打目がチップインバーディとなり7バーディ、ノーボギーというラウンドを作った。
「4連続バーディは嬉しいですね。昨日はパッティングのラインが違っていたりしたのもあったけど、今日は思ったところにちゃんと打てました。ショットは昨日のほうが良かったのですが、今日は距離感が合っていたので、良いところにつけてバーディを奪うことが出来ました」。コースレコードと聞いた森田は嬉しそうにラウンド内容を振り返る。
ここ数試合、岡本綾子に師事する同門の選手が好成績を上げている。若林舞衣子が「西陣レディスクラシック」で優勝し、服部真夕は優勝こそないが2位、3位と優勝争いに絡んでいる。「私も頑張りたいです。いつも岡本さんに言われますが、最終日に伸ばせなきゃダメだと。次の週にも響いてくるので、今回最終日にアンダーで回れたのは嬉しいです」。次週に繋ぐ7アンダーで締め、師匠への報告を楽しみにしていた。(千葉県市原市/本橋英治)