金田は3位タイ 前半のボギーに悔い
2012/04/15 17:36
首位に2打差の4位タイから「西陣レディスクラシック」最終日をスタートした金田久美子は、4バーディ、2ボギーの「70」と伸ばしたものの、逆転勝利には3打及ばずの通算4アンダー3位タイでフィニッシュ。「66」を叩き出した2日目のチャージを、今季初勝利へ繋げることはできなかった。
ホールアウト後、一拍置いてから「・・・まあ、しょうがないです」とつぶやくように答える金田。この日は昨日まで曲がっていたドライバーも好調、「パットもいいストロークをしていた」と追撃態勢は整っていたが、要所でアプローチのミスが目立った。「前半でボギーを打ってしまった。単純なミスだったので悔しい」と振り返る2番では、20ヤードのアプローチがピンを大きくオーバーしてのボギー。4番、6番とバーディを奪うが、8番(パー3)では2打目のアプローチがショートし、手前のバンカーに落ちるミス。再びのボギーで追い上げムードに水を差してしまった。
次週は昨年、ツアー初勝利を飾った「フジサンケイレディス」にディフェンディングチャンピオンとして臨むが、連覇に向けた収穫についての問いにも「そうですね・・・はい」と言葉少なだった。(熊本県菊池郡/塚田達也)