有村、オフは手首の治療を優先 「時間を使って直したい」
2011/12/13 18:36
今年8月に痛めた左手首が『TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)』と診断され、今もなお練習量の軽減を強いられている有村智恵。13日(火)に都内で行われたLPGA感謝デーの場で、現在の手首の症状とオフの予定を明かした。
「日常生活では痛みはないけど、球を打つまでには、まだいけていません。もう少し休ませて、早く練習ができるように年内は休む予定です」。
10月末の「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」で勝利を飾り、手首の故障は順調に回復していたかに思えたが、その後の「伊藤園レディス」、「Hitachi 3Tours Championship 2011」と手首痛を理由に欠場。「1月に始動できれば、と思っています。毎年のオフより1ヶ月ぐらい遅らせてのスタートとなるので、(手首を診る)先生と相談しながら進めていきたい」と、体力作りやスイング作りに重要なオフの過ごし方にも影響する見込みだ。
「開幕がどこになるのか自分の中で決めることはできない。(国内開幕戦の)ダイキンに出られればいいな、というのが今の一番の願いです。練習ができず球が打てない、はがゆい思いはできるだけしたくない。とことん時間を使って直したい」。3月の国内ツアー開幕までは海外ツアーへの出場は予定しておらず、国内での治療に専念する。