2011年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

初出場の2人が健闘!笠、藤本が並んで4位

2011/11/24 18:25
熊本出身の笠りつ子。先輩の古閑美保とも今週再び会えそうだ。

国内女子ツアー最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は、前週までの賞金ランキング上位25位以内か今年度の優勝者など、限られた選手しか出場できないエリート大会だ。

28名(三塚優子は欠場)が出場している今大会、初出場の選手はフォン・シャンシャン(中国)、笠りつ子藤本麻子金田久美子イエ・リーイン(中国)、野村敏京の6選手。その中で、今年初優勝を飾ってブレイクした2人の日本人、笠と藤本が首位と4打差の4位タイと好スタートを決めた。

初優勝以降、自信が出てきたという藤本麻子。もともと潜在能力は高いだけに、期待は大きい!

「今日は出入りの激しいゴルフでした」という笠は、5バーディ5ボギーのパープレー。一方の藤本も4バーディ4ボギーとそれぞれ波のあるゴルフながら、しぶとく上位に踏みとどまった。

「(今日決められなかった)3~4mのパットを仕留めたら、まだまだ上に行ける」という藤本と、「一つでも上に行きたいし、最後まで諦めない」という笠。来年の国内ツアーを盛り上げてくれるであろう元気な若手が、メジャータイトル奪取へと突き進む。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

2011年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ