工藤遥加、昨年はキャディ、今年は選手として
2011/10/13 17:51
今年のプロテストに合格し、「ニトリレディス」でプロデビューを果たした工藤遥加が、今週開催される「富士通レディース」に出場し初めて賞金獲得を目指す。大会前日のプロアマ戦には、出場機会のなかった工藤は、父親の工藤公康に見守られる中で練習を行った。
そして、パッティンググリーンでは、父が一緒にラインを読んで、短い距離のパッティングを狙い通りに打てているかのチェックを行っていた。
前回の試合から1ヶ月間練習を繰り返してきた工藤は「試合でやってみないと上達しているかわからないので、明日が楽しみ。今までやってきたことができればいいです」と、緊張などという言葉は全く出ず、ワクワクした期待感をもって試合に挑む。
昨年は父親同士がプロ野球選手という縁で、この大会で久保啓子のキャディを務めた。「練習ラウンドをしていたので、印象に残っています」という。昨年の経験を生かし、今度は自らのプレーで東急セブンハンドレッド攻略を目指す。(千葉県千葉市/本橋英治)