2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

三塚、単独首位も38パットに「ありえない」

2011/09/09 20:13
38パットを叩くパターの乱調も、絶好調のショットでカバーした三塚優子

「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」予選ラウンドを終え、単独首位に立ったのは三塚優子。首位タイからスタートした2日目も4バーディ、3ボギーと1つ伸ばし、通算6アンダーと好調をキープし続けている。

先週からドライバーを替えて「20ヤード伸びた」と蘇った飛距離を、メジャーの舞台で存分に発揮している。4つのバーディのうち、パー5でマークした3つはいずれも2オンに成功してのもの。「今日はショットが本当に良かった。ドライバーは100点ですね」と、満足の表情を浮かべた。

その一方で「パットが酷かった。マイナス10点」と表情を曇らす。この日は18ホール全てでパーオンに成功した一方、パット数は「38」という叩きっぷり。「ありえないですよね。弱いと思ってもオーバーするし、とにかくタッチが合わなかった」と溜息を漏らす。この日の3ボギーはすべて3パットによるもの。「その中で、よくアンダーで回って来られたと思います」と苦笑した。

初のメジャータイトル獲得に向けて、残すは2日間36ホール。「ショットがあと2日間続けば面白くなると思う。あとはパット次第ですね。ラフに入れてもボギーを打っても焦らず、自分のゴルフをマイペースで」と目標を掲げた。(千葉県市原市/塚田達也)

2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯