地元で姉妹出場、菊地絵理香が10位発進

北海道では今シーズン初開催となる「meijiカップ」。その初日、地元勢で気を吐いたのが、苫小牧出身の菊地絵理香だ。3バーディ、ノーボギーの「69」にまとめ、3アンダーの10位タイと上位に名を連ねた。

地元ということでスポンサーも応援に駆けつけ、「力になります」と菊地。さらに、ジュニア時代から慣れ親しんでいる洋芝の対応もお手のもの。「昔からなので、得意ですね」とノーボギーのラウンドに繋げている。

今週は、昨年プロ入りを果たした姉の明砂美も出場している。菊地の1組後ろを回る姉には、「緊張モードだったので、あまり話しかけないようにしていた」との気遣いよう。その効果もあったのか、姉も1アンダーの33位タイとまずまずのスタートを切った。

“同じ組でお姉さんと回れればいいですね”との問いかけに対し、「姉とはいつでも回れるので、違う上位の人と回りたいです」と肩透かしを食ったが、地元の声援を追い風にしている姉妹の活躍に期待したいところだ。（北海道北広島市：塚田達也）