有村智恵ら東北高校OBが、被災地の石巻を慰問
2011/07/22 19:05
7月22日、有村智恵、原江里菜、木戸愛、佐藤のぞみ、大和笑莉奈ら東北高校OBが、先の東日本大震災の被災地である宮城県石巻市、日和山公園を訪問した。この日は、被害に遭われた地元の方130人が見学に訪れ、スナッグゴルフなどで楽しい時間を過ごし、選手達からサイン色紙と化粧品、お菓子などが入ったお土産をプレゼントした。
有村は、「宮城県で過ごした3年間はすごく大きく大切なものでした。皆さんに支えられて大きくなったと思います。そのお礼がしたくて今日ここに来ました」と来訪の理由を述べた。先週「スタンレーレディス」で今季1勝目を挙げた有村だが、試合前から訪問を決めており、同大会で「できるだけ良い結果を残して行きたい」と有言実行を果たした。
「私たちが復興に手助けになれるとは思ってはいません。ただ、みなさんと楽しい時間を過ごせればと考えていました。9月に開催するミヤギテレビ杯にはみんな出ます。世紀の大会に出来るように、精一杯頑張りたいと考えています。みんなで頑張ってTVや新聞で、今日一緒に遊んだお姉ちゃん達が頑張っているよと思ってもらえるように、9月のミヤギテレビ杯では精一杯頑張りたいと思います」。
一緒に訪れた木戸は「私は東北高校の卒業生で、私にとって宮城は第二の故郷です。震災があってから初めてこちらに来ましたが、皆さんの笑顔を見ることが出来て本当に良かったです。これから後半戦が残っているのですが、1試合1試合頑張りますので、一緒に頑張りましょう」と気持ちを寄せ、限られた短い時間を楽しんだ。