2011年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント

野村敏京に続け! 20歳の酒井が1差で最終日へ

2011/05/28 19:25
20歳になって間もない酒井美紀が、首位に1打差で最終日を迎える

「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」2日目を終え、昨年のプロテストに合格したルーキーの酒井美紀が、首位に1打差の通算4アンダー2位タイに浮上。今週24日に20歳の誕生日を迎えたばかりの新星が、早くもツアー初勝利のチャンスを掴んでいる。

「一緒に回った佐伯(三貴)さんや一ノ瀬(優希)さんに、ついて行こうという気持ちでした。一緒に回るだけで勉強になるし、自分もうまくなったような気がして乗っていけた感じです」。そんな謙虚な姿勢とは対照的に、プレーは堂々たるもの。圧巻は、1ストローク落として迎えた上がり4ホール。全体的に伸び悩む展開の中、15番で4メートル、16番で6メートル、17番で1メートル、そして最終18番でも1メートルを沈め、怒涛の4連続バーディフィニッシュ。並み居る先輩たちを尻目に、一気にリーダーズボードを駆け上がった。

先週は、国内プロデビュー戦を飾った野村敏京(18)がツアー初勝利。酒井にとって、同世代の快挙も大きな刺激になっている。「優勝するのに年齢は関係ないと思うけど、年下が頑張って優勝したんだから、自分も頑張りたいと思いました」。今週もニューヒロイン誕生となるのか。

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