2010年 大王製紙エリエールレディスオープン

工藤の長女・遥加は、プロテストの疲れが響き67位タイ

2010/11/19 19:28
工藤公康投手の長女・遥加。プロテスト一次予選は突破したが、疲労の蓄積がプレーに響いたようだ

プロ野球・工藤公康投手の長女でアマチュアの工藤遥加が、今週の「大王製紙エリエールレディスオープン」に出場。「前半は自分のプレーができていた」と、イン9ホールは3バーディ、2ボギーとアンダーパーで折り返す。だが、「後半は疲れが出た。身体はそうではないけど、コースマネジメントへの考えが浅くなってしまった」という精神的な疲れが響き、2ボギー、1ダブルボギー。最終的に、3オーバーの67位タイで初日を終えた。

疲れを訴えるのも無理は無いだろう。今週は、プロテストの一次予選会と重なるハードスケジュール。昨日までの2日間は滋賀県でプロテストを受け、松山入りは昨日の21時過ぎ。洗濯などにも追われ、就寝したのは23時ごろだという。一次予選会は9位タイで見事に突破したが、ただでさえ張り詰めた雰囲気の中で行われるプロテスト。精神的な消耗の大きさは、想像に難くない。その疲れが、後半の9ホールに現れてしまった。

父親はプロテストへの付き添いを希望していたが、「今回は自分の力で行きたいと思っていた」と、単身でプロテスト、そして今週へと乗り込んでいる。昨日は18歳の誕生日。まずは予選突破を果たし、バースデイウィークに更なる自信を植え付けたいところだ。

2010年 大王製紙エリエールレディスオープン